ブリーフセラピー(短期療法)とは何か?
「ブリーフセラピー(短期療法)」とは心理的な悩みを軽減・解消するためのカウンセリングの方法である心理療法のひとつです。1940年代にアメリカで生まれ、80年代から日本で広まり全国的に広がりをみせています。
多くの心理療法では、何が問題か誰の問題かなど、例えば性格や考え方の傾向など「問題の原因」を探し、その原因を解消するように促します。一方「ブリーフセラピー(短期療法)」では、「問題の原因」を探すよりも、「問題」がいかにして起きているのか「その仕組み」を捉え、どうすれば問題が解決するのかという「問題の解決」に重きを置きます。
個人に原因を求めるのではなく、いかにして解消していけるのかを、問題に困っている人たちとカウンセラーで協力して積極的に考えていくところが特長です。
また、苦しい問題をなるべく短期間に解消することを志向しています。
